自分の生理の状態を知るには、毎朝決まった時間（起きた直後）に基礎体温を測り、グラフをつけることが一番の近道です。高温期と低温期を知ることで排卵や生理が始まる時期を予測することもできます。

　正しくは生理が始まった日を1日目としてカウントを始めます。次の生理開始までの日数が「生理周期」と呼ばれるもので、個人差はありますが25日〜38日の間であれば問題ありません。

　経血量が少なく、2日程度で終わってしまうことを「過小生理」、7日以上多量の出血が続くことを「過多生理」と呼び、過多生理の場合は何らかの病気が潜んでいることもあるので注意が必要です。

　また、生理周期が25日より少なく、月に2回以上ある状態を「頻発生理」、逆に39日以上で年に数回しか生理がない状態を「稀発生理」と呼びます。

　生理周期が乱れている場合はまず基礎体温をつけてみて、排卵があるかどうか確認してみましょう。

※排卵が長期にわたって起こっていない場合は、きちんと治療をおこなわないと不妊の原因になることもあります。